2015/09/26

粉体塗装の仕上がり

粉体塗装が出来上がったのでついでにタイヤも装着

参考
2015/08/22 粉体塗装前



エンジンとカウルを除くほぼ全部品を再塗装






フレーム







フロントホイール




側車側ホイール














バッテリーケース







バッテリー抑え
塗料の特性か材料の都合か小物部品に塗装のあれ、気泡の痕跡がみられる



メインフレームの塗装を依頼しつつ
後日シリンダーや側車ドラム周辺 も塗装に出した。

参考
2015/08/29 エンジンシリンダーのブラスト依頼



粉体塗装 第二波



ドラム




ベースプレート


サスペンションのアーム
塗装のついでに表面偽装用のパテの剥離も依頼
予想よりもスポンジボブ状
サイドカーが完成したら作りなおすか



右側エンジンシリンダー
完璧な仕上がり
プッシュロッドのチューブの取り外しは、取り外す必要が生じた時に考えることとする
塗装したら錆ないだろう




左側エンジンシリンダー
左側シリンダの排気口周辺の謎プラグは取れなかったので塗り込めた

両方のシリンダともプラグホールのネジ山まで塗料が
とろけるチーズ状に張り付いていた


粉体塗装は得手不得手があるのか、仕上がりの差が大きかった。
フレーム、ホイール、エンジンシリンダーは気泡一つない出来だった。



各費用
回収用のレンタカー:   3940円
粉体塗装(第一波):100000円
粉体塗装(第ニ波): 15000円
タイヤ3本新調   : 32630円

粉体塗装の納期は全フレームと錆だらけの小物各種で
約10日間くらい。

実際は使用しない部品もあるだろうが選別や再塗装が面倒なので
小物部品もほぼ全て塗装を依頼した。

同じ日に15万近く支払う。



本車側シートの検討

サイドカーは書類上、3人乗りであるがおそらく3人乗ることはなかろうと思い適当なシートを探す。
できればシートカウルが着くような奴。

本来のシートは表皮もスポンジも随分傷んでいる。
 最初からダメな物に手を加えるのは罪悪感がなくていい

 
 上:新シート候補
 下:従来シート

欧州の1000CCツアラーと国産250CC軽量バイクでは設計思想から異なるので
当然、シートも明らかに違う
しかしどでかいタンデムシート は無用



 従来シート裏面_前側フック部



  従来シート裏面_後側フック部



   従来シート裏面_ピン部






 新シート候補
サイドカーはホンダ純正部品を組み込んでいたのでホンダ縛りで選定
GB250の1型、狙い目はメインシートとタンデムシートが分離可能でシートカウルがあること





  新シート候補_裏面
 格安品をオークションで落札したので相応にボロい




 メインシート裏面
 台座が樹脂製なので腐食していない



 タンデムシート裏面
 放置車両より取り外した格安品なので台座である鋼材もスポンジも腐ってる





新シート候補+シートカウル+サブフレーム
なかなかいい感じ




サブフレームにぎりぎり収まるシートカウル






2015/09/12

側車側ドラムブレーキ周辺の分解

正体不明の側車側ブレーキを調査しつつ粉体塗装に出すべく分解する。


参考
車体取り付け時の画像
2015/06/06クラッチと側車ブレーキ周辺



取り外したドラムブレーキ




ドラムブレーキ裏面





ドラムシリンダ









ドラムブレーキの調整部



ドラム外面



ドラム内面




ドラムに組み込まれたベアリングの取り出し

近所のバイク屋で2160円


ドラム内のベアリングとスペーサ



ベアリングとスペーサのドラム組み込み姿勢



ベアリングのシール面






側車側サスペンションアーム
錆が無いのが怪しいと思って表面を剥いだらスポンジ状のインゴットをパテで平滑にしていた
なぜそんな材料を使う




側車側ホイールの車軸
既存品を溶断して強引に溶接している模様



シャフト基部にはOリング



サスペンションアームの軸部


何故かすきまゲージの破片が打ち込まれていた
これで側車側タイヤのトーインを調整していたのか?
それともただのガタ対策のシム板として使ったのか





軸受け表面にはすきまゲージの圧痕が残っている





取り出したすきまゲージ
微かに厚みを示す数字が残っていてやっぱりどうみてもすきまゲージ






2015/09/08

ガソリンタンクの塗装剥離とサビ取り

タンクのサビ取りとついでに傷んだ塗装の剥離に着手する。



お腐れタンク
コックもだいぶ傷んでいるが開閉は出来る模様





事前にガソリンの大部分は廃棄していたがそれでも残ってる
内部のサビ取りコーティングも傷んで剥離している




熱帯魚の餌みたいな赤いフレークがタンク内の錆止め塗装
黒い粉末は多分錆



取り外したコック
分解できれば内部の部品を新品に交換しようと考えていたが
内部でガビガビにアルミが錆びている様で分解できない





剥離片とも錆ともつかないものがビッチリ





油脂用の洗浄液でタンク内を洗浄
カフェオレが出てきた




タンク剥離に着手

デイトナ(DAYTONA) 塗装剥がし剤 400ml
シリコンの刷毛とバット各種は100円均一




剥離剤塗布1回目
塗布から10分位で塗装が沸き立ってくる



表面の樹脂が傷んでウ○コ臭を放っていたエンブレムもベロベロ







十分に剥離した頃を見計らって金属のスクレーパーで削ぎ落とす





1回では表面のクリアと青い塗装の上層しか剥離しなかった
剥離剤2本目を投入




2回目の塗布により塗装と下地層を




下地が露出したタンク
タンク表面には当時の西ドイツのオッサンがかけたグラインダーの跡が残っている




錆取り剤の下準備として薄めた中性洗剤を投入





ガソリンは専用の洗浄液で除去してるし、中性洗剤の薄めたものなので下水に流しても大丈夫








錆取り剤の説明書に従い準備

花咲かG タンククリーナー





1回目の錆取り剤の投入から3日後
錆取り剤投入中はタンク表面を研磨





タンクのキャップ表面に浮いた錆がなくなってる







北米向け試用なのかタンクの口にベロがついてて中がみえないが
給油口周辺はキレイになってる







タンク内に満タンに入っている錆取り剤を排出




錆止めの塗装片と遊離した錆がある




最後にコックを外して沈殿部も排出
大量の錆止め塗装



タンク内にはまだ錆が残っているようなので
2回目の注入+放置を実施





更に3日後







錆取り剤の排出




2度の錆取り剤の使用で錆は取れた模様
ついでに錆止め塗装も





錆取り剤の説明書に従い小分けしていたトリートメントを投入





向かいの家のトラちゃん(♀)



使用資材
塗装剥離剤 1700円×2
錆取り剤    5000円